法廷占拠 爆弾2/呉勝浩【感想・レビュー】ネタバレなし
呉勝浩 著 / 2024年出版
「爆弾」を読んで、スズキタゴサクという男が頭から離れなくなった人はいませんか?
今度の爆弾2の舞台は法廷ですよ!「爆弾」を読んだ人も、まだ読んでない人も、最後まで見ていってくださいね!
📖 基本情報
「法廷占拠 爆弾2」は呉勝浩先生のサスペンスミステリーで、2022年に出版された「爆弾」の続編です。
【前作のおさらい】
前作「爆弾」は、取調室で「10時に爆発があります」と予言した謎の男スズキタゴサクと、刑事たちの取調室での攻防を描いた作品でした。今作はその続きで、舞台が取調室から法廷へと移ります。
「爆弾」を読んでない人でも楽しめる作りになっています。けれども前作を読んでからの方が面白いので、できれば順番に読むのをお勧めしますよ!
👥 人間らしさがより丁寧に描かれている
前作は取り調べをしている刑事と主人公である類家、それに相対するスズキタゴサクの心理戦がメインでした。けどね、今作は登場人物それぞれの「人間らしさ」がより丁寧に描かれてる感じがしたんですよね。
一番印象に残ったのが、立花が車中にいる湯村に話しかけるシーンなんです。ネタバレになるから詳しくは言えないんですけど、このシーンで湯村は自らの想いを立花に吐露する。
これがまた良いセリフで思わず「そうだよなー」って納得しちゃいました。人間ドラマが深まった続編です。
🚔 脇役の警察官たちが輝く
次に面白かったのが、脇役の警察官たちの描き方なんですよね。スズキタゴサクの出番は前作より少ないです。だけど、その分まわりの警察官たちの人生がじっくり見えてくる感じがして。
前作の『爆弾』はスズキタゴサクという強烈なキャラクターに引っ張られる作品でした。ところが『法廷占拠 爆弾2』ではチームとしてスズキタゴサクを追う刑事たちの魅力が前に出てきてる感じがしたんですよね。
💪 無力だと悟っても、それでも……
自分が無力だと悟ったとき全てを投げ出したくなる。そんな時もありますよね?
上からの指示に従うしかない刑事たち。手柄をあげることはできそうにない。現場にいたのに何もできなかった。
たとえ自分が無力だと悟っても、それでもあきらめず足掻く姿はカッコイイ!と僕は思いましたよ!
🎯 続編への期待が止まらない!
読み終わった感想は「続編への期待しかない!」だったんですよね。前作「爆弾」はもやもやした読後感でしたけど、今作の「法廷占拠 爆弾2」は「続きが気になる!」という感覚があって。
脇役の刑事に感情移入しちゃったのもあるのでしょう。今回の読後感は期待でワクワクが止まらない、って感じでした。
🙋 こんな人におすすめ
まだ「爆弾」を読んでない人は、ぜひ1作目から読んでみてね!
📝 まとめ
というわけで今日は呉勝浩先生の「法廷占拠 爆弾2」を紹介しました。前作から続く緊張感はそのままに、人間ドラマがより深まった続編でしたよ!気になった方はチェックしてくださいね!
ではでは積読を消化した頃に、またゆるりとお会いできたら幸いです!
